課題からはじめ、トータルで 働きがいを提案する。
空間が進める挑戦
お客様すら気づいていない課題に気づけるか。
Feature 01
作って終わりではなく、 実践と検証を繰り返す



空間の「使われ方」や 「未来の拡張性」まで考える設計思考
コクヨの空間設計には、他社では見過ごされがちな細部に対する徹底的なこだわりがあります。その象徴とも言えるのが、こだわりと熱意を注ぐ設計者の存在。例えば、誰も見ていない配管に異常なほど詳しいメンバーがいたり、「教えて」と自然に知識を共有し合うカルチャーが根付いています。
こうしたオタク的専門性が社内のあちこちに点在し、横断的な連携力とそれらを活かした複合的な提案力が、コクヨのワンストップ体制の特徴です。文具・家具・空間・通販など多様な事業と知見を保有している点も、横串できる強みです。
コクヨではTHE CAMPUSのような自社スペースを活用することで、設計後の運用フェーズまで見据えた設計プロセスを身をもって実践しています。空間を提案するだけではなく、つくって終わりなどにもせず、その後どう使われるかを社員のフィードバックから学び、改善に活かす。必要であれば、どのようなイベントを行えば空間がうまく活用されるのかまでを設計段階で検討することが可能です。空間の「使われ方」や「未来の拡張性」まで含めて考える設計思考こそが独自性でしょう。
設計者にとっての最大の喜びは、自らが手がけた空間が人に使われ、生きている様子を実感できること。THE CAMPUSでは日常的に利用状況を目の当たりにできるため、「フィードバックをもとに進化させる設計」の理想形かもしれません。実験カルチャー、共創、即改善。クライアントに想像以上の空間体験を提供します。
分野横断のチーム体制で、 空間をつくっています
オープンイノベーションセンター住友化学株式会社
共創ラウンジSYNERGYCA
働き方の変化を促す空間株式会社モスフードサービス 本社
企業競争力を高めるオフィス古河電気工業株式会社 本社
詳細
Feature 02
PDCAをまわし、 働き方の変化にも対応していく



ユーザーと一緒に、 オフィスづくりの意識を育てる
コクヨは、空間づくりを起点に位置情報分析や会議室予約システムの提案などで、お客様の働き方をサポートしています。最近では人事領域のサーベイを提供し、組織活性化の支援もしています。
その一環で生まれたのが、従来の「PD」(計画・実行)だけでなく、「CA」(チェック・アクション)領域にも注力する新設部署。働き方の変化に応じた包括的支援を行います。例えば、オフィスの移転後にチームのパフォーマンスが実際にどう変わったのかを確認し、どう改善するといいかまでアドバイス。コクヨはお客様のパートナーとして、伴走していきます。
コクヨのオフィスづくりは、単なる空間の設計ではなく、企業ビジョンや成長戦略と連動しています。まず必要なのは、企業がどう変わるために何にチャレンジするオフィスなのかというような「オフィスの役割の定義」。これが定まることではじめて、効果を測ることができます。例えば、フリーアドレスなどの新たな働き方を導入する際には、今あるオフィスの一角にパイロットをオフィスを設けて、検証する手法をご提案することもあります。そこでの失敗や課題の分析を踏まえて全体へ展開していくことで、変革の確度が高まります。
私たちは、オフィスの考え方や方針を整理して空間要件へと落とし込むことを「オフィスプログラミング」と呼んでいます。空間だけでなく、それを機能させる運用や働くひとたちのスキル・マインドの要件まで拡げ、ワークスタイルコンサルティングサービスとして提供。もちろん、つくって終わりではなく、空間を使うユーザーを巻き込んで継続的に空間を良くしていく「カイゼン活動」で、ユーザーの意識が育っていくよう継続的にサポートしています。