領域を超え、人のための 体験を世界へ広げる。
目指す未来と覚悟
人の行動を変える提案を、世界でも。
Feature 01
空間づくりのノウハウを、 街へと開いていく



領域はオフィスのさらに外側へ、 働く街に愛着を
コクヨは、企業が保有する中小規模の老朽化した自社ビルを対象に、働き方から空間構築、運営までをまるごとリノベーションする「自社ビルー棟まるごとリノベーションサービス」を開始。サービス開始の背景には、人口減少や建物の老朽化といった社会課題や、人材確保・働き方改革といった企業課題も。
ただオフィスをきれいにするだけはなく、働き方の提案と建物のリノベーションを一緒にやっていくのです。今までオフィスから「働き方」を提案してきたコクヨは、東京品川オフィス「THE CAMPUS」での実証実験を通して、オフィスが変われば、働く人は変わり、暮らす人や街自体も変わっていくことを実感しています。
今では「オフィス街をも豊かにする」というビジョンを持って、「働き方」から変えるビルリノベーションに積極的に取り組んでいきます。空間事業が拡張し、ビルー棟をリノベーションするにとどまらず、エリアもリノベーションし、オフィス街を元気にしていきます。オフィスからビルへ、街へと開いていくのです。街づくりに関わった社員のエンゲージメントがすごく上がったということが、効果として分かってきたところもあります。
働く街に愛着が湧くことで、社員のモチベーションも上がります。ディベロッパー視点ではなくあくまでコクヨの視点で、働く人が元気に楽しく、自分を活かしながら働けるような、そういった世の中にできるような街づくりをしていきたい。大切な歴史を継承しながら、未来をつくっていきたいです。
コクヨのビルリノベーション&まちづくり
詳細
「B面」が集まる詳細
ホテル×居住空間ホテル アンテルーム 京都詳細
Feature 02
THE CAMPUSで得られた 経験を世界で活かす



ワクワクする未来の ワークとライフの世相を反映する
2022年には香港の大手家具メーカーであるLamexを買収。より働き方の提案や家具を空間としてみせる訴求をしています。海外では空間を構築する家具メーカーがほぼないため、コクヨは珍しい存在です。国や地域によっては、企業文化に合った働き方をしていなかったり、トップダウンの文化が根強いなど、それぞれ特徴があります。国、文化によって多様な働き方があるということを理解した上で、私たちらしい働き方を提案していきたい。だからこそ、コクヨが大切にしている考えや文化、ものづくりの姿勢、加えて実際の空間を体験していただくために「THE CAMPUS」へお連れすることもあります。
コクヨはソートリーダーを目指しています。ローカルのニーズや国ごとの違いを理解し、働く場に置き換え、人中心で考える。これまでの経験値や、ワークサイトの知見を活かし、さまざまな国のワークプレイスに対して提案する独自の存在になっていけるはずです。
約30年をかけ、ファニチャー事業の海外売り上げは100憶円以上の規模に成長はしましたが、可能性がある領域はまだまだあります。その可能性をさらに広げるためにも、世界中にコクヨの「仲間」をつくりたいのです。仲間とは、単にスキルがあればいいということではなく、「コクヨとはどういう会社か」ということを本質的に理解し、その考え方に共感してくれる人たちでなければなりません。
コクヨには文具の顔と家具の顔がありますが、両方を一度に空間として提案できることが最大の強みです。ワークスタイルとライフスタイル、この二つをきちんと融合させ、アジアを超えて地球をフィールドにしていきます。