学びと暮らしのそばで ワクワクを届ける。
文具が進める挑戦
文具を手にしたとき、ドキドキが生まれるか。気持ちがたかぶるか。
Feature 01
キャンパスは、 学びの新しい可能性を拓くブランドへ



「まなびかた」を研究し、学びを楽しいものに
キャンパスと聞くと「ノート」と多くの方に答えていただきます。それだけ認知の高いブランドということで大変喜ばしいですが、50周年を機に変えていこうとしています。キャンパスノートはあくまでキャンパスブランドの一部。学びに寄り添い、デジタルを多分に駆使し、新しいまなびかたと可能性を次々と提案していくブランドになります。
例えば、教科書やノートにいろいろメモをして、テスト前になるとどこに書いたか分からなくて困ってしまう学生さんは多いですが、そんなお悩みも解決可能です。勉強の効率化であったり、まなびかたを身につけるための機能を搭載した商品群がキャンパスにはあるんです。
常に学生たちの勉強シーンを観察しています。「なにに困っているのだろう」「どうしたらもっと勉強する時間を好きになれるのだろう」。そうした問いと観察を通して発見した学生のリアルな課題を、学びを研究するチームと連携し、解決する方法を探っていきます。発見や学術的なデータを、どのようにコクヨのツールに落とし込み、形にしていくのか。やる気が生まれ、楽しく学び続けられるような体験価値を届けたいと考えています。もちろん、遊び心も忘れずに。ただ効率的で、ただ真面目に、というやり方はコクヨらしくないですから。
ノートだけでは、常に一緒にいる相棒のような立ち位置だったかもしれません。けれど、キャンパスブランドでは、発想力とマーケティングカのフル回転で、学び方をサポートし、リードするくらいの存在になっていきたい。一足先の未来に行って、引っ張るイメージです。これをグローバルで共通化した価値として届けていきます。
キャンパスブランドが提案する学びのアイテム
ブッククリップ
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独自の配合で課題を消しゴム
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教科書やノートにロールふせん
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暗記シートの定規
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Feature 02
文具を使う楽しさを、 アジアにも届けたい



使うことで、コクヨ文具の存在感は高まる
現在、私たちは、アジア市場でのプレゼンス向上と拡大戦略に注力しています。ASEAN諸国においては、まず各国の成長性をマッピングし、注力国を選定。マーケットリサーチを十分に行い、ポップアップ販売などから本格展開へ段階的に広げています。マレーシアにおいては、直営店を設置し、リアルなユーザーの声を取集。現地の代理店や小売事業者と商談を続け文具を販売しながら、コクヨとキャンパスを日々プレゼンテーションしています。
高い品質と優れた機能、そしてデザイン性。プロダクト自体の評価はいただいているものの、日本とは違って海外での認知度は極めて低いのが現実です。そんな中、ハリナックス、マークタス、ルーズリーフバインダーなどのコクヨの特徴的な商品は、一定の人気を得ています。紙質の違いや使い心地といった使用後の価値訴求がなかなか難しく、ユーザー体験のプロモーションが不可欠です。一度試してもらって、よりよさに気づいてもらうのが、コクヨですから。
他社も現地適応型が多いなか、日本のコクヨ製品をそのまま輸出する考えではなく、価格や機能を含めてローカライズしていく必要があります。
ユーザーの声を聞きながら、ニーズを拾いながら、ユーザーファーストでものづくりをしていくのは、コクヨが持つDNAであり強みでもありますから。日本で培った信頼とモノづくりの力を海外のお客様にも届けたい。アジアNo.1の確固たる地位を目指していきます。