デジタルも強みに、 世界の学びを支える。
目指す未来と覚悟
コクヨ文具のワクワク体験はきっと、 海を越えられる。
Feature 01
アナログで得られる手ざわり感を、 デジタルでも再現



まなびの領域で、新しい体験を生み出す
すでに当たり前となっている教育現場でのデジタル機器使用。小・中学校では、1人1台端末の導入がほぼ100%完了しているといわれています。そこで我々が着目したのは、手書きができる端末。この分野では、コクヨがもともとノートによって培ってきた手書きの学びのナレッジを、うまくデジタル領域でも活かせるはず。デジタル or アナログではなく、&です。
現在開発しているのは、教員の方も生徒の方もシンプルで直感的に使える授業支援サービス。普段から身近に使用しているノートに注目し、毎日の授業の中で使える仕様を盛り込んでいます。ノートを基点としているからこそ、新しい学びの体験を生めるはずです。
デジタル時代になった現在でも、手書きの質感や、ペンを選ぶ楽しさや、自分だけのノートをつくる喜びは確実にあると信じています。そのアナログのよさを、今の時代や学生たちのニーズと接続させたい。勉強をしんどいものではなく、ワクワクして学べるものにしていきたい。例えば、「キャリーキャンパス」の公式キャラクターである「スー」が、学習状況や時期に応じて応援メッセージを出すように、私たちも学生のすぐそばにいて、まなびを明るくする存在でありたいと願っています。
多様な価値観が広がる現代。それは学ぶシーン・目的においても同じです。紙で学びたい人にとって、「キャンパスノート」があるように、デジタル志向の人にもコクヨは選択肢を提案していきます。
こんなデジタル×アナログアイテムがあります
Feature 02
世界の学びを文具で支えていく


文化を超えて、 ワクワクできる文具を広げる
世界にコクヨ文具の魅力を広めるため、一店舗でも多くの文具店や書店に商品を置いてもらえるよう日々営業活動に励んでいます。それでもコクヨの知名度はまだまだ低く、 自己紹介をしていかねばなりません。
コクヨの文具は現地のみなさんにとっては輸入品であり、普段買われるものとは無視できない価格差があります。また、文具に対する価値観も異なります。ノートをきれいに書きたいとか、いい文具を買うことで気分を変えたい・上げたいといった感覚もまだまだ多数派ではありません。コクヨの文具を使うことでお客様のどんなワクワクに繋がるのか、粘り強く伝えていくことが必要です。
一方で、まだ文具への感度が高くないということは、コクヨの商品を新鮮に感じてもらえるということ。マレーシアでは「Campus STYLE」という直営店を運営しています。ノートの紙質を体験していただくための「試筆台」や、多くのサンプル品を用意して、店頭での使用体験を重視。商品価値を丁寧に伝えようとしています。日本では一般的な機能でも、新鮮に驚いてもらえるんです。
品質の高さや機能性はもちろんのこと、コクヨの文具が持つデザイン性の高さも多くの方に受け入れてもらえるポイントです。かわいいという感覚は世界共通で、手に取ってもらえるきっかけになっています。デザイン性や品質と、手に取りやすい価格のバランスをどうとっていくかが今後の課題。世界中の学生・ワーカーに向け、コクヨのワクワクを広められるよう、挑戦はまだまだ続きます。