価値観と歴史

120年

コクヨの
原動力と共に。

創業者
黒田善太郎

明治12年、富山県生まれ。26歳のときに大阪で独立し、「黒田表紙店」を開業。

創業の精神
“商品を通じて世の中の役に立つ”んです。

困りごとを解決したい

“買う身になってつくる”んです。

ものづくりの本質を見る

“失敗は、成功へのふみ台”なんです。

失敗は怖くない挑戦する

創業期

変わらないコクヨの精神。
ひとを想い続けること。

すべてのはじまりは、この帳簿の表紙から。
創業時から現在にまで続く「共感共創」。
困難に直面した際に、コクヨの判断の指針となってきました。

写真と見る創業期

  • 1905
    黒田善太郎が和式帳簿の表紙を製造する「黒田表紙店」を開業
  • 1908
    和帳の製造を開始
  • 1913
    洋式帳簿の製造を開始
  • 1914
    伝票、便箋、複写簿の製造を開始
  • 1932
    色紙付書翰箋を発売
  • 1956
    フラットファイルを発売
  • 1959
    測量野帳を発売
創業期のできごと
1905黒田善太郎が和式帳簿の表紙を製造する「黒田表紙店」を開業1908和帳の製造を開始1913洋式帳簿の製造を開始1914店名を「黒田国光堂」と改称1914伝票、便箋、複写簿の製造を開始1917商標を「国誉」と定める1932色紙付書翰箋を発売1936現在の本社所在地(大阪市東成区)に移転1950初のコクヨ専門代理店が誕生1956フラットファイルを発売1957専門代理店組織「全国コク∃専門店会」が発足1959測量野帳を発売

黎明期

モノがゴールではない。
ひとが本当に欲している
体験を追求。

高度経済成長時代、書類の多さに困っていたお客様の声などから生まれた家具事業。しかし本当に求めていたのは「どんな箱」なのかではなく、「どう保管・管理するか」でした。体験デザイン」の思想はここにありました。

写真と見る黎明期

  • 1960
    ファイリングキャビネットを発売
  • 1964
    スクラップブックを発売
  • 1965
    スチールデスクを発売
  • 1966
    事務用回転イスを発売
黎明期のできごと
1960ファイリングキャビネットを発売1961社名を「コクヨ株式会社」に変更 当時世界随一の紙製品生産工場「八尾工場」が稼動1964スクラップブックを発売1965スチールデスクを発売1966事務用回転イスを発売

拡大期

実験してどんどん広がる。
ひとが中心の
空間づくりへ拡張。

家具から、家具を取り巻く空間へも参入。ライブオフィスという斬新な取り組みも提案。「お客様よりも先に失敗する」 コクヨにある言葉です。体験し、形にし、失敗し、また挑戦する。コクヨの「実験カルチャー」をどこまでも表しています。

写真と見る拡大期

  • 1969
    本社新社屋完成、執務空間を一般に公開
    ライブオフィスの取り組みを開始
  • 1981
    「ロングランデスク〈くるくるメカ〉」を発売
  • 1983
    ファイルボックス-FS 発売
  • 1983
    事務用回転イス「バイオテックチェアー」を発売
拡大期のできごと
1969本社新社屋完成、執務空間を一般に公開 ライブオフィスの取り組みを開始 コクヨ専門代理店を「総括店」に名称変更1971東京・大阪証券取引所第二部に上場1972東京・大阪証券取引所第一部に上場1975キャンパスノートを発売 教育施設用家具の製造を開始1978大阪ショールームが完成1979東京品川社屋が完成1981「ロングランデスク〈くるくるメカ〉」を発売1982東京ショールーム完成1983ファイルボックス-FS 発売 事務用回転イス「バイオテックチェアー」を発売1986オフィス研究所を開設1993スチールデスクを生産する「三重工場」を稼動1994建材を生産する「芝山工場」を稼動1996タイに「コクヨ-IK(タイランド)Co.Ltd.」を設立 香港に「コクヨインターナショナル香港Co.Ltd. (現コクヨインターナショナルアジアCo.Ltd.)」を設立1996マレーシアに「コクヨ(マレーシア)Sdn.Bhd.」設立1998ユニバーサルデザインへの取り組みを開始

変革期

便利を届ける通販へ。
働くひとのため、
会社のため。

販売店ビジネスに加えて、カタログ通販へ。常に時代を先取りし、拡大してきたカウネット。商品だけでなく、体験を。もっと便利な買い方を。データを駆使しながら、生みだしてきました。

写真と見る変革期

  • 2000
    ユニバーサルデザインの画鋲「プニョプニョピン」を発売
  • 2001
    (株)カウネットがオフィス用品通販事業をスタート
  • 2003
    「カドケシ」を発売
  • 2005
    テープのり「ドットライナー」を発売
  • 2008
    絵本シリーズ「かおノート」を発売
  • 2009
    「針なしステープラー〈ハリナックス〉」を発売
変革期のできごと
2000ユニバーサルデザインの画鋲「プニョプニョピン」を発売 ISO14001全社統合認証を取得2001(株)カウネットがオフィス用品通販事業をスタート2002コクヨデザインアワードを創設2003全国の「総括店」を販社に統合 国誉貿易(上海)有限公司を設立し、 中国で本格的に事業をスタート コクヨKハートを設立 「カドケシ」を発売2004コクヨ株式会社の全事業を分社化し、持ち株会社制へ移行2005中国に「国誉商業(上海)有限公司」を設立 創業100周年を機にコーポレートロゴを一新 テープのり「ドットライナー」を発売 ベトナムに「コクヨベトナムCo.Ltd.」を設立2006株式会社アクタスへ資本参加 「結の森」プロジェクトを始動2008絵本シリーズ「かおノート」を発売 環境配慮が十分ではない商品について総合カタログ上に 「エコバツマーク」を表示する取り組みを開始2009「針なしステープラー〈ハリナックス〉」を発売

現代

オフィスを街に開く。
あらゆるひとへ
「ワーク&ライフ」を提案。

コクヨのワーク&ライフの実験場として品川の自社ビルを大胆にリノベーションしました。道具づくり、空間づくり、体験づくりの全てが「THE CAMPUS」に詰まっています。まだまだここから未来を生んでいきます。

写真と見る現代

  • 2011
    ロビーチェアー「Madre」を発売
  • 2012
    上海、シンガポールにオフィス家具のショールームを開設
  • 2012
    鉛筆シャープ発売
  • 2015
    空間家具ブランド
    「DAYS OFFICE」を発売
  • 2016
    「モバイルバッグ〈mo・baco〉」を発売
  • 2017
    オフィスチェアー「ing」を発売
  • 2018
    接着用品ブランド「GLOO」を発売
  • 2021
    コクヨのワーク&ライフの実験場として「THE CAMPUS」が完成
  • 2021
    サステナブルな“ものづくり思想”「Co・S・M・O(コスモ)コンセプト」を発表
  • 2022
    「Campus STYLE」上海1号店オープン
  • 2023
    羽田エアポートガーデン内に直営店「KOKUYODOORS」をオープン
  • 2023
    コクヨ初の集合住宅「THE CAMPUS FLATS TOGOSHI」をオープン
  • 2024
    オフィス向け生活用品 新ブランド「 KOKUYO HibiFull」が誕生
  • 2024
    文具の直営店「Campus STYLE」マレーシア1号店がオープン
現代のできごと
2011インドのCamlin Limited(カムリン社)の株式を取得、「コクヨカムリン」に社名変更 ロビーチェアー「Madre」を発売2012上海、シンガポールにオフィス家具のショールームを開設 国誉商業(上海)有限公司 上海工場稼働、ノートの生産を開始 鉛筆シャープ発売2013カウコレが誕生 梅田ライブオフィス、梅田ショールームを開設 法人向けステーショナリー販売流通カタログ「KiSPA(キスパ)」を創刊2015コクヨ株式会社を存続会社としてコクヨファニチャー株式会社と コクヨS&T株式会社を吸収合併 家具ブランド「DAYS OFFICE」を発売 ソフトリング® ノートを発売2016コクヨ&パートナーズ株式会社を設立 「モバイルバッグ〈mo・baco〉」を発売2017ショップ&カフェTHINK OF THINGSを開設 コクヨカムリンパタルガンガ工場を竣工 オフィスチェアー「ing」を発売2018接着用品ブランド「GLOO」を発売2019ワークステーション「UPTIS(アプティス)」発売 インドネシアに「PT コクヨファニチャーインドネシア」を設立 文具シリーズの新ブランド「KOKUYO ME」を発売2021コクヨのワーク&ライフの実験場として「THE CAMPUS」が完成2022「Campus STYLE」上海1号店オープン2022羽田エアポートガーデン内に直営店「KOKUYODOORS」をオープン コクヨ初の集合住宅「THE CAMPUS FLATS TOGOSHI」をオープン2024オフィス向け生活用品 新ブランド「 KOKUYO HibiFull」が誕生 文具の直営店「Campus STYLE」マレーシア1号店がオープン

この道を振り返ると…

120年前に刻まれた創業の精神は、
コクヨの原動力として
今につながっていました。

ワクワク
価値創出サイクル

もっと
こうだったら
いいのに…

価値観 1

共感共創

ニーズに共感し
共に創り上げる

価値観 2

体験デザイン

モノではなく
“体験”をつくる

価値観 3

実験カルチャー

まず、やってみる
真っ先に失敗する

コクヨはこれを強みに、

これからも、真っ先に、
ワクワクするモノ・コトをつくり
提案していきます。

創業期のできごと

1905
黒田善太郎が和式帳簿の表紙を製造する「黒田表紙店」を開業
1908
和帳の製造を開始
1913
洋式帳簿の製造を開始

使いやすさを追求した
品質改善と誠心誠意

創業から3年目に、和帳そのものの製造に着手。当時、進んでいた筆からペンへの移行に合わせ、表面の滑らかな紙を別漉きしたり、中身の枚数も100枚としながら96枚や98枚の他社商品が多かった中、「正百枚」であることにこだわりました。

共感共創ストーリー
1914
店名を「黒田国光堂」と改称
1914
伝票、便箋、複写簿の製造を開始
1917
商標を「国誉」と定める
1932
色紙付書翰箋を発売

便箋に色紙を付けるという
いままでにない発想

当時の主流は、表紙に人気絵画をあしらった意匠便箋。これに対し、コクヨは、絵画を表紙ではなく、色紙として挿入し、中紙を使い切った後に色紙だけ切り取って保存できるようにしました。

共感共創ストーリー
1936
現在の本社所在地(大阪市東成区)に移転
1950
初のコクヨ専門代理店が誕生
1956
フラットファイルを発売
1957
専門代理店組織「全国コク∃専門店会」が発足
1959
測量野帳を発売

黎明期のできごと

1960
ファイリングキャビネットを発売

紙から鉄へ。文書の
保管テクニックも提供

高度経済成長により巨大化・複雑化する企業とともに、紙文書も増加しました。これに対し、コクヨは単に「鉄の箱」を売るのではなく、文書の保管テクニックを同時に提供するという事業戦略をとりました。

体験デザインストーリー
1961
社名を「コクヨ株式会社」に変更
当時世界随一の紙製品生産工場「八尾工場」が稼動
1964
スクラップブックを発売
1965
スチールデスクを発売
1966
事務用回転イスを発売

拡大期のできごと

1969
本社新社屋完成、執務空間を一般に公開
ライブオフィスの取り組みを開始
コクヨ専門代理店を「総括店」に名称変更

本邦初、
全館ライブショールーム

事務用品から家具・什器まで、ほぼ自社製品で構成、社員が実際に働く姿を見てもらう画期的な試みでした。来館されるお客様の生の声を聞きながら、製品の改良、開発へ結びつける「実験ビル」でもありました。

実験カルチャーストーリー
1971
東京・大阪証券取引所第二部に上場
1972
東京・大阪証券取引所第一部に上場
1975
キャンパスノートを発売
教育施設用家具の製造を開始
1978
大阪ショールームが完成
1979
東京品川社屋が完成
1981
「ロングランデスク〈くるくるメカ〉」を発売
1982
東京ショールーム完成
1983
ファイルボックス-FS 発売
事務用回転イス「バイオテックチェアー」を発売
1986
オフィス研究所を開設

オフィスを総合的に
研究、開発、提案

通産省が内需拡大をめざした“ニューオフィス推進運動”を提唱したことで、オフィス環境の見直しが加速。コクヨはオフィス研究所を開設し、商品・空間の研究、オフィスコンサルテーション活動を開始。88年には研究情報誌『エシーフォ(ECIFFO)』を創刊しました。

実験カルチャーストーリー
1993
スチールデスクを生産する「三重工場」を稼動
1994
建材を生産する「芝山工場」を稼動
1996
タイに「コクヨ-IK(タイランド)Co.Ltd.」を設立
香港に「コクヨインターナショナル香港Co.Ltd.
(現コクヨインターナショナルアジアCo.Ltd.)」を設立
1996
マレーシアに「コクヨ(マレーシア)Sdn.Bhd.」設立
1998
ユニバーサルデザインへの取り組みを開始

変革期のできごと

2000
ユニバーサルデザインの画鋲「プニョプニョピン」を発売
ISO14001全社統合認証を取得
2001
(株)カウネットがオフィス用品通販事業をスタート

テクノロジーを活用して
働く人に「便利」を届ける

お客様のため、テクノロジーを積極活用したネットワーク型流通ビジネスが、カウネットの設立につながりました。多様化を続けるお客様のニーズをくみ取りながら働く環境改善を進めています。

共感共創ストーリー
2002
コクヨデザインアワードを創設
2003
全国の「総括店」を販社に統合
国誉貿易(上海)有限公司を設立し、
中国で本格的に事業をスタート
コクヨKハートを設立
「カドケシ」を発売
2004
コクヨ株式会社の全事業を分社化し、持ち株会社制へ移行
2005
中国に「国誉商業(上海)有限公司」を設立
創業100周年を機にコーポレートロゴを一新
テープのり「ドットライナー」を発売
ベトナムに「コクヨベトナムCo.Ltd.」を設立
2006
株式会社アクタスへ資本参加
「結の森」プロジェクトを始動
2008
絵本シリーズ「かおノート」を発売
環境配慮が十分ではない商品について総合カタログ上に
「エコバツマーク」を表示する取り組みを開始
2009
「針なしステープラー〈ハリナックス〉」を発売

現代のできごと

2011
インドのCamlin Limited(カムリン社)の株式を取得、「コクヨカムリン」に社名変更
ロビーチェアー「Madre」を発売
2012
上海、シンガポールにオフィス家具のショールームを開設
国誉商業(上海)有限公司 上海工場稼働、ノートの生産を開始
鉛筆シャープ発売
2013
カウコレが誕生
梅田ライブオフィス、梅田ショールームを開設
法人向けステーショナリー販売流通カタログ「KiSPA(キスパ)」を創刊
2015
コクヨ株式会社を存続会社としてコクヨファニチャー株式会社と
コクヨS&T株式会社を吸収合併
家具ブランド「DAYS OFFICE」を発売
ソフトリング® ノートを発売
2016
コクヨ&パートナーズ株式会社を設立
「モバイルバッグ〈mo・baco〉」を発売
2017
ショップ&カフェTHINK OF THINGSを開設
コクヨカムリンパタルガンガ工場を竣工
オフィスチェアー「ing」を発売
2018
接着用品ブランド「GLOO」を発売
2019
ワークステーション「UPTIS(アプティス)」発売
インドネシアに「PT コクヨファニチャーインドネシア」を設立
文具シリーズの新ブランド「KOKUYO ME」を発売
2021
コクヨのワーク&ライフの実験場として「THE CAMPUS」が完成

街に開かれた、みんなの
ワーク&ライフ解放区

「働く・暮らす・学ぶ」の実験場。オフィスビルの一部を開放し、公園、ショップ、コーヒースタンドなどを創設。仲間と語り合ったり、ゆったりと過ごせる街に開かれた環境を通して、多様で豊かな混ざり合いを生み出します。

実験カルチャーストーリー
2022
「Campus STYLE」上海1号店オープン
2022
羽田エアポートガーデン内に直営店「KOKUYODOORS」をオープン
コクヨ初の集合住宅「THE CAMPUS FLATS TOGOSHI」をオープン
2024
オフィス向け生活用品 新ブランド「 KOKUYO HibiFull」が誕生
文具の直営店「Campus STYLE」マレーシア1号店がオープン