オフィスの
うるさい問題。
解決する
「ABCD対策」
とは?

WEB会議時代に悩ましい、
オフィスの音がうるさい問題。
オフィス環境の専門家であるコクヨから、
音問題を解決するためのアプローチ「ABCD対策」
をご紹介します。

この記事は約5分で読めます

オフィスで深刻化する音問題、その影響

「隣がWEB会議している声が気になって作業が進まない」「大事な話が周りに聞こえていないか心配」—オフィスでのこんな音の悩み、ありませんか?

現代のオフィスでは、従来の雑音に加えて新たな音問題が発生しています。従来からの社員同士の会話や電話の声、コピー機や空調の機械音、足音やドアの開閉音に加え、WEB会議の音声が執務席から響く、WEB会議の声が周囲に漏れる、といった新たな問題が生まれています。

これらの問題は、集中力の低下や情報漏洩のリスクを招き、働く人のストレスや生産性に大きく影響します。実際、音問題は「騒音」「音漏れ」「反響」の3つに分類でき、それぞれに効果的な解決方法があるのです。

手軽に始められる音対策「A・B」

アコースティックウォール

ワークポッドフレックス

注目されているのが「ABCD対策」です。4つのアプローチを組み合わせることで、オフィスの音問題を体系的に解決できます。
まず手軽に始められる「A・B」の対策をご紹介します。

A:Absorb(吸音)
マグネットで簡単取付ができる吸音パネルの設置や、吸音ブースを導入することによって、反響を抑え、クリアな音環境を実現できます。工事不要で導入できるため、コストを抑えながら即効性のある対策が可能です。

B:Block(遮音)
遮音性の高い間仕切りや、個人用ブースの導入によって大規模工事は不要で音漏れを防止できます。特にWEB会議時の音漏れ対策として効果的です。

根本的に環境を整える音対策「C・D」アプローチ

より根本的な音環境の改善を目指す「C・D」の対策もあります。

C:Cover(背景音)
サウンドマスキング技術の活用により、空間全体の音環境を改善できます。適切な背景音を流すことで、会話などの気になる音を自然にマスキングし、集中しやすい環境を作り出します。

D:Distance(距離)
レイアウトを工夫し、執務エリアとミーティングエリアを分離したり、オンライン会議専用エリアを設置することで、物理的に音源との距離を確保できます。ゾーニングによる根本的な解決策として注目されています。

 

ABCD対策の実践と導入のポイント

オフィスの音問題は「ABCD対策」で解決できることがお分かりいただけたでしょうか。

しかし、「具体的にどの対策から始めればいい?」「自社に最適な製品はどれ?」「導入コストはどのくらい?」など、まだまだ疑問が残りますよね。

そんな方のために、コクヨでは音対策の詳細ノウハウをまとめた完全版マニュアルを無料で公開しています。実際の導入事例や製品の詳細仕様、コスト試算まで、この記事では紹介しきれなかった実践的な情報が満載です。

 

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