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花マルで家庭学習は習慣化されやすくなる
2022年05月19日
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、いつもの鉛筆に取り付け、日々の努力を“見える化”するIoT文具「しゅくだいやる気ペン」で取得したIoTデータ(対象ユーザー数約1,700名)から、親子のコミュニケ―ションと家庭学習習慣化の関係を調査・分析しました。結果、「花マルを日々もらっている子どもほど継続率が高い」という傾向にあることが定量的に分かりました。
しゅくだいやる気ペンでは、家庭学習に取り組んだ時間がスマートフォンに転送され、日々の努力が見える化されます。ここに親が「花マル」を付与することで「ほめる」ことも見える化されます。今回、この「花マルの付与頻度」と「子どもの学習継続率」といったデータを元に、これらの関係性を分析しました。
【結果サマリー】
親から毎日花マルをつけてもらえたことがモチベーションとなり、家庭学習に取り組む習慣化に繋がっているようです。また、親が花マルをつける時間帯やタイミングを分析することで、各家庭のコミュニケーションの様子もみえてきました。
・花マルを高い頻度(75%以上)でつけてもらっている子どもの学習継続率が高い傾向にある
・花マルをつけるタイミングは、学習を終えてから3分以内が30%以上、1時間以内が50%以上となっており、比較的すぐにほめている親が多い
昔から言われている学習習慣化における「ほめる」効果を、IoTデータの分析から定量的な相関関係として捉えることができました。
※しゅくだいやる気ペンセンサーデータ(2021年12月~2022年3月 N=1,730)
■花マルと家庭学習習慣化の関係【調査結果詳細】
下図は、横軸に子どもの学習継続期間を、縦軸に花マルをつける習慣のある親(付与頻度75%以上)の割合をグラフ化したものです。1週間しか継続できなかったユーザーの場合、花マルをつける習慣のある親の割合は24%程度に対して、15週継続できたユーザーの場合、花マルをつける習慣のある親の割合が72%と高くなっています。花マルをつけることで子どものモチベーションがあがり、学習習慣化に繋がっていると考えられます。
■花マルをつけるタイミング
学習を終えてから3分以内に花マルをつけているユーザーが31%、1時間以内が57%となっており、半数以上の親が子どもの近くで学習状況を見守っている様子がうかがえます。
一方で、学習を終えてから2時間以上経過して花マルを付けている集団も存在しています。共働きや家事などで忙しい親が多くなっている中、親の留守中に子どもが一人で学習に取り組んでいるものと思われます。親も仕事や家事が落ち着いた時間に、子どもの頑張りを確認して花マルを付けてあげているようです。
■ユーザー様の声
・花マルが並んでいる様子を見るだけで、意外にもモチベーションが上がるものですね(小3・女子の親)
・毎日花マルもらいたいから必ずなんかやってた(小2・女子の親))
・花マルをがんばって集めるために忙しい日も少しでも勉強するんだ!と本人のモチベーションが上がったこと(小4・女の子の親)
・花マルが溜まっていく様子を毎日嬉しそうに確認していました(小2・男子の親)
・楽しんで取り組んでいます。家で一人で勉強する時に、ちゃんとやっていたかの目安にもなります(小4・男子の親)
今回しゅくだいやる気ペンは、学習習慣化における「ほめる」効果をIoTデータから定量的な相関関係として捉えることができました。今後も親子のコミュニケーションと学びへの意欲とのつながりを解明しながら、IoT文具のデータ活用を通じて家庭学習の可能性を探究してまいります。
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