「自社ビル一棟まるごとリノベーションサービス」第1号案件が決定、2027年1月開業予定。遠州鉄道が所有する築28年のビルを再生

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コクヨが企画・空間設計を実施、人と地域とのつながりを実現する「モデルオフィス」へ

2026年01月28日

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、企業などが保有する中小規模の老朽化した自社ビルを対象に、働き方から空間構築、運営までをまるごとリノベーションする「自社ビル一棟まるごとリノベーションサース」の第一号案件として、遠州鉄道株式会社(本社:静岡県浜松市/社長:丸山 晃司 以下 遠州鉄道)が所有する浜松市の旧飲食店テナントビル一棟のリノベーションを請け負うことが決定いたしました。今後2027年1月の開業に向けて、既存建物を活用したコンバージョン(用途転換)により、社員の新しい働き方と地域とのつながりを実現する「モデルオフィス」として再生するため、実施設計を進めます。

外観イメージ

外観イメージ
外観イメージ

1.「自社ビル一棟まるごとリノベーションサービス」とは

日本国内では、中小規模ビルが築後数十年を経過し、建物や設備の老朽化が進んでおり、経営資源として価値減少が課題となっています。加えて建て替えや移転のための建築コストなどの上昇、老朽化したままのビルでは人材確保や企業風土を醸成するワークプレイスとしての在り方も社会課題となっています。

企業が抱えるさまざまな課題に対する提案として、コクヨがこれまでワークプレイス領域の取り組みで培ってきた独自の知見やノウハウをもとに、既存事業の領域拡張を目指しています。オフィスビル・オフィス街における新しい価値提案と、コクヨだからできる、働き方から変えるリノベーションとして、「自社ビル一棟まるごとリノベーションサービス」を提供しています。

公式HP: https://www.kokuyo-furniture.co.jp/solution/special/renovation/

2.リノベーション概要

(1)リノベーションの目的および背景


リノベーションを行う施設は、1997年の開業以来、飲食空間として市民に親しまれてきましたが、社会環境の変化により 2021 年に閉店しました。本施設を「オフィス」という機能を核にしながら、人と人、人と地域が自然につながる仕掛けを備えた施設にコンバージョンすることで、職場環境を整備し、社内外の人が交わる共創の場をまちなかに生み出し、遠州鉄道の課題である「社員の創造性や主体性を引き出す職場環境づくり」「部門や立場を超えた交流」へ取り組みます。

(2)基本構想

本計画の企画・空間設計・実施設計はコクヨが進めており、オフィス機能を中心としながら、交流や健康増進といった要素を掛け合わせた複合的な空間として計画しています。
本施設のコンセプトは、遠州地方の方言で「やってみよう」という意味である「やらまいか」と、「つながる」を掛け合わせた、「つながらまいか!」です。固定観念にとらわれず「オフィスバー」や「サウナ」など、日々の働き方に“余白”と“楽しさ”を取り入れ、偶発的な出会いと発想が生まれる空間を目指します。

フロアスタッキング

フロアスタッキング
フロアスタッキング

(3)構成機能

① オフィス機能:柔軟さ×集中×ひらめき
多様な働き方に対応した執務空間、プロジェクトや用途に応じて活用できる打合せ・会 議スペースを 整備し、業務効率と創造性の両立を図ります。日常業務だけでなく、部門や 立場を越えた偶発的な交 流が生まれる空間構成とし、社内のつながりを強めます。

2階オフィス

2階オフィスの様子
2階オフィスの様子

3階オフィス

3階オフィスの様子
3階オフィスの様子
② 交流機能:社内外がゆるやかに“つながる”シェアラウンジ
施設の一部には、社員同士のコミュニケーションに加え、社外との緩やかな交流が生まれる場を設けます。1階には、飲食用途で活用されてきたバーカウンターを再利用し、日中はカフェ、夕方以降はバーとしても活用できる空間を整備します。打合せ・休憩・イベント時の交流拠点として、仕事と日常、社内と社外が自然につながる場を目指します。ここから、地域の課題やニーズを捉え、外部企業・大学・スタートアップ等とも連携した共創を育てていきます。

1階シェアラウンジ

1階シェアラウンジの様子
1階シェアラウンジの様子

1階バー

1階バーの様子
1階バーの様子
③ ウェルビーイング・リフレッシュ機能:心身が“ととのう”・質が高まる
施設内には、心身のリフレッシュや健康的な働き方を支える空間を整備します。屋上には、外気を感じながら“ととのう”ことができるサウナ等のリフレッシュ機能やテラスを設け、業務の合間や終業後にリセットできる環境を用意します。“働く時間”だけでなく、生活そのものの質を高めることで、良い仕事と良いつながりを生み出します。

屋上テラス

屋上テラスの様子
屋上テラスの様子

屋上サウナ

屋上サウナの様子
屋上サウナの様子

3.今後について

現在基本設計を行っており、今後実施設計を経て順次整備を進めます。開業予定の 2027年1月頃に向け、社員のみならず関係者・地域のみなさまとの対話を重ねながら、より良い拠点づくりを進めていきます。開業後は、外部の方々を招いたイベント等を定期開催することで、まちなかへの回遊性を高め、中心市街地の活性化にも貢献することを目指します。施設名称は今後検討のうえ決定致します

4.参考

遠州鉄道株式会社について
遠州鉄道株式会社は1943年に設立され、静岡県西部エリアを中心に鉄道・バスの運行などの運輸事業をはじめ、不動産事業、ウェルネス事業など地域の暮らしを支えるサービスを提供しています。
遠州鉄道株式会社を中心とする遠鉄グループでは百貨店やスーパーマーケット、IT、自動車・バイク販売、ホテル、レジャーなど多角的なサービスを「総合生活産業」として展開し、「この街をより良くしたい」というおもいのもと、多様な事業が生み出す力を掛け合わせ、地域を豊かにするサービスの提供を目指しています。

物件概要
所 在 地 :浜松市中央区田町 324-15
構 造 :鉄筋コンクリート造地下 1 階付 3 階建
土 地 面 積:525.37 ㎡(158.92 坪)
建 物 面 積:1403.30 ㎡(424.49 坪)
築 年 月 :1997 年 9 月(築 28 年)

コクヨの「不動産再生事業」と、第1号案件「MOV Kuramae」について コクヨの「不動産再生事業」と、第1号案件「MOV Kuramae」について
コクヨは、企業などが保有する中小規模の老朽化した自社ビルを対象に、働き方から空間構築、運営までをまるごとリノベーションする「自社ビル一棟まるごとリノベーションサービス」に加えて、2025年3月より、コクヨが不動産の取得から企画、リノベーション、運営までを自社で一貫して行い、不動産のバリューアップを実現する「不動産再生事業」を本格始動しました。その第1号案件として、「MOV Kuramae」を2026年3月に東京都台東区蔵前で開業予定です。

リリースURL: https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category/20251117fn15.html

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