個室ブースで
快適に働く。
用途別で選ぶ
「ワークポッド」
コロナ禍でオンライン会議が増えるなか、
飛沫や話し声の騒がしさを避けるために求められたフォンブース。いまや一時の流行ではなく、オフィスの必需品となってきています。
企業と個人の“理想の働き方”を見つめ、新しい提案を続けてきたコクヨの「ワークポッド」も、そのひとつ。自由度が高く、どんなオフィスにもマッチするそのラインアップと、最適な選び方をご紹介します。
この記事は約5分で読めます
INDEX
Profile
天廣 友香
グローバルワークプレイス事業本部 ものづくり戦略本部
安全・快適・自由度を兼ね備えたコクヨのワークポッドシリーズ
「ワークポッド」の商品企画が始まったのは2018年ごろ。当初の目的は、海外のテレカン文化に寄り添うためでした。だからこそ、コロナ禍においてフォンブースの需要が急増した2020年に、クオリティの高い商品をすぐに発売することができました。
「ワークポッドは、コクヨらしい誠実なものづくりが活きた商品です。こうした個室の可動式ブースは、消防法の関係上、管轄消防署の許可がないと設置できないものがほとんど。その申請基準をしっかりとクリアし、お客様が安全に使える仕様を満たしているうえ、快適に働くためのソファーやテーブル、換気ファンなどにもこだわっています」と、マーケティング担当者の天廣さん。
これまでは一人用が売れ筋でしたが、近年は複数人で使えるグループサイズも人気です。従業員がオフィスを訪れる理由の一つとして、コミュニケーションが重視されるようになったためでしょう。
「“個人の自由な働き方”と“企業としての理想のオフィスの在り方”を両立し、どのような顧客に対してもしっかり答えが出せる、多様なラインナップを用意しました」
選び方のポイントは、どんな使い方をしたいのか具体的にイメージすること。では、さっそくラインアップを見てみましょう。
遮音性に配慮され、デザインも美しいハイエンドモデル




合わせガラスが音漏れに配慮し、集中したい作業や機密性の高いWeb会議にもぴったりの「ワークポッド」。細いフレームを採用することでガラス面を大きく見せ、開放感を持たせているため、オフィスの見通しを遮りません。
本体上部の角に丸みを施すなど、細部までこだわったデザインで、並べて設置してもすっきりまとまります。
「広々とした一人用のワイドサイズを、マネージャー用などの個室にするケースもあると聞いています。電動昇降デスクタイプは、使う方の体格を選ばず、長時間のご使用も快適。ワークポッドは建築系やデザイン系の事務所など、意匠にこだわるお客様にも好評のモデルです。」
カラバリ豊富なスタンダードタイプは、必要な機能を最適化
ハイエンドモデルと同じ換気ファンや人感センサーなどを搭載し、快適性は保ちながら、リーズナブルに。ポップなカラーバリエーションも楽しめるのが「ワークポッド
フレックス」です。
「ワークポッドを発売してから、より多くのお客様のニーズに応えたいという想いですぐにフレックスの開発に着手し、2021年に発売しました。コクヨの自社工場がこれまでのノウハウを活かしてスピード開発したモデルで、いまもっとも人気があります。一人用の使い勝手はもちろんのこと、ワイドタイプは6~8人でも使えるため、設備工事なしで会議スペースをつくりたいときにとても便利です」
初めてフォンブースを試す企業や、オフィスの雰囲気に合わせて色で遊びたい企業におすすめ。階やエリアごとにブースの色を変えている導入企業もあるそうです。
入りやすいからこそ交流が生まれる、セミオープンタイプ
アメフトの試合で行われる短い戦略会議「ハドルミーティング」から命名された「ワークポッド
ハドル」は、屋根がついたファミレス席のようなブース。セミオープンの空間ながら、他モデルでのノウハウを活かした天井付きで、適度なこもり感があります。
「オフィスで偶発的に会った社員同士が雑談をしたり、かしこまった会議の延長戦で軽く話したりするような使い方を想定しています。正面と背面にパネルがなく、ソファの入り口側が少し斜めになっているため、さっと入りやすいのが特長。インフォーマルなコミュニケーションを増やしたい企業におすすめです」
「集中」と「ゆるやかなつながり」を両立するセミクローズドな空間
天井と床がないため周りの気配をほどよく感じつつ、ドアで空間を区切ることで集中できる「ワークポッド
テトラ」。消防申請も要らず、手軽に設置できるのが大きなポイントです。
「1on1などを行う際、密室で二人っきりになるのに抵抗があるようなときにも便利。ちょっとした打ち合わせスペースがほしいけれど、施工の手間をかけたくない企業に多く導入されています」
働き方に合ったワークポッドで、生産性アップ
さまざまなラインナップで、どんな企業にも寄り添うコクヨのワークポッドシリーズ。ブース内を快適に保てるよう、換気や空調など常にブラッシュアップを続けています。
働き方やオフィスの雰囲気に合わせたワークポッドを選ぶことで、さらなる生産性の向上が見込めるはず。気になるワークポッドは、ありましたか?
記事をシェアする
- LINE