PC1台でできるバーチャル防災訓練システムを導入したハイブリッド避難訓練を東京品川オフィスで実施

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ハイブリッドワーク時代の新たな防災対策。ABW普及による「自衛消防組織の形骸化」の解決をめざす

2026年06月05日

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、ハイブリッドワークやABW(Activity Based Working)の普及に伴うオフィスでの防災課題を解決するため、株式会社マンカインドゲームズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:仲平 光佑)と共同で、PC上で実践的な訓練が可能なバーチャル防災訓練システムを開発し、コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」にて導入しました。
また、本システムの導入にあたり、2026年5月28日に新入社員・中途社員を対象としたリアルとバーチャルを組み合わせた「ハイブリッド避難訓練」を同オフィスにて試験的に実施しました。

バーチャル防災訓練システムの画面イメージ

バーチャル防災訓練システムの画面イメージ


1. 導入の背景:ABWの普及による「自衛消防隊」の形骸化と参加率低下

一定の条件に該当する大規模施設では、消防法に基づき、災害発生時の初期対応(通報・初期消火・避難誘導等)を担う「自衛消防組織」の設置が義務付けられています。しかし、働く場所や時間を自由に選ぶABWを採用する企業が増加し、日によって出社率が変動し、フリーアドレス化が進んでいます。これにより、「有事の際に各役割を担当する隊員がオフィスにいるか不確定」という事態が生じ、組織の形骸化やリアルな訓練の参加率低下が深刻な課題となっています。

このような防災面での不安は、企業の経営層や総務・人事担当者にとって、ABW導入を阻む課題の一つとなっています。

2. バーチャル防災訓練システムの特徴

本システムは、マンカインドゲームズが東京消防庁の隊員向けに開発した「VR消火訓練システム」をベースに、コクヨの避難訓練用に約3ヶ月の期間を経てアレンジ開発されたものです。


・専用ハード不要で「いつでも・どこでも」
高価なVRゴーグル等は必要とせず、既存のPCで動作するため、テレワーク中の社員を含め場所を問わず訓練が可能です。

・3Dスキャンによるオフィスのリアル再現
東京品川オフィス「THE CAMPUS」の内部を3Dスキャンで緻密に再現しています。

・「リアルではできない体験」の提供
防火シャッターが降りていて平時の通行ルートが通れない状況など、実際の有事にしか見られない風景を再現しており、リアルな防災訓練以上の実践的なバーチャル体験を提供します。

3. 5月28日実施「ハイブリッド避難訓練」について

 日時: 2026年5月28日(木) 13:30~14:30
 場所: コクヨ 東京品川オフィス「THE CAMPUS」(東京都港区港南1丁目8番35号)
 内容: 新入・中途社員を対象としたハイブリッド避難訓練、バーチャル防災訓練のデモンストレーション等

4. 今後について

コクヨとマンカインドゲームズは、今回実施した東京品川オフィス「THE CAMPUS」での試験的な実施に留まらず、実際の避難訓練やバーチャル防災訓練を通して「一人一人が自衛消防隊」を目指し、本システムのブラッシュアップを継続して行います。

【参考】

・株式会社マンカインドゲームズ
2020年設立。xR技術を活用したゲーム、アプリ等の開発を手掛ける。2024年11月に開催された東京都主催の官民連携プログラム「UPGRADE with TOKYO」第41回において、「ゲーミフィケーションで習熟度向上!消火活動VRのご提案」で優勝。
 URL:https://mankindgames.jp/




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