四万十高校生によるレポート

2014年 植生調査結果

調査日 2014年10月4日
天気 晴れ
調査メンバー 四万十「結の森」妖精チーム・コクヨ社員・四万十町森林組合
調査エリア C地点・D地点
植生調査

風当たり

風当たり

日当たり

日当たり

土の湿り具合

風当たり

階層ごとの高さと植被率

D地点に比べC地点の高木層、低木層、草本層の植被率が高くなっています。

階層ごとの高さ

※高さ・・・9地点のうち最も高いところの値
※植被率・・・9地点の平均値

出現種率

C地点・D地点の種数を比べると、低木層の種数は、C地点の方が多い。
一方で、草本層の種数はD地点の方が多くなっています。

出現種率

1年前との比較

まずC地点を一年前の結果と比較してみたいと思います。

高さ・植被率

高木層と草本層の植被率は減少しましたが、低木層の植被率は上昇しています。
草本層の高さは、前年度と比較し高くなっています。
ウラジロというシダの成長が要因と考えられます。

高さ・植被率

植物の出現種数

2013年と比較し、草本層の種数が減少しています。

植物の出現種数

次に、D地点を一年前の結果と比較してみたいと思います。

高さ・植被率

2013年と比較し、低木層の植被率は増加していますが、草本層の植被率は減少しています。

高さ・植被率

植物の出現種数

前年よりも、草本層の種数が減少しているため、全体の種数が減っています。

植物の出現種数

調査結果まとめ

・ D地点の草本層の種数が低下した結果、低木層が前年よりも高く成長いている
・ C地点・D地点ともに種数及び植被率が低下しており、鹿の食害・調査の精度低下が主な原因の可能性として
   考えられる。
・ 来年の調査でどういう変化がみられるのか、引き続き確認をしていきたい。

植物の出現種数