働き方用語辞典 「カルチャーデック」

執筆:コクヨコラム編集部

働き方用語辞典 「カルチャーデック」

カルチャーデック

企業や組織のビジョンや文化、価値観などをまとめたもの

「カルチャーデック」とは、社員間や組織内で共通の認識を持てることを目的に、企業や組織が何を大切にしているか、哲学や経営理念、行動指針などをまとめた資料です。


企業や組織は、多様な考えや背景、価値観を持った人たちが集まり働く集団ですが、企業理念や何のためにどう行動するのかといった抽象的な概念は、業務や部署、社員個人によって理解や認識にズレが発生しやすくなります。


企業の成長に伴い事業規模や社員数が拡大すると、全社が共通認識を持って行動することは難しくなり、コミュニケーション課題が生じるだけでなくカルチャー不適合による離職にもつながりかねません。


共通の概念や価値観をカルチャーデックとしてまとめ、社内浸透を図ることで、同じ目標を持って業務に臨めるようになり、コミュニケーションの促進や連携強化が期待できます。また、社外にも公開することで、企業文化に共感する人材が集まりやすく採用の際にも有効です。

■カルチャーデックの主な要素

カルチャーデックを作成するにあたり、主に以下の内容が含まれます。

・ミッション:企業が社会に提供する価値
・ビジョン:企業が掲げる目標や理想
・バリュー:企業が持つ価値観や行動基準
・ポリシー:企業が考える方針や規範
・行動指針:社員に期待する行動や態度


■カルチャーデック導入のメリット

・モチベーションの向上
共通のビジョンや方向性を認識することによって、社員や組織に一体感が生まれるだけでなく、業務の効率が高まりモチベーションの向上が期待できる。


・コミュニケーションの促進
概念や暗黙の了解を明文化することで共通認識が生まれ、社員同士のコミュニケーションが円滑になり、新しい意見やアイデアが出やすい環境につながる。


・新入社員教育への活用
組織の方向性や求める行動指針などを明確にし、理解を促すと共に、既存社員とのズレを防ぐことができる。


・採用マッチング率の向上、離職防止
カルチャーデックを社外に公開することで、採用段階で企業と求人者の仕事観や文化のズレを防げる。マッチング精度が高まり、採用後も組織や業務への満足度向上、離職防止につながる。

カルチャーデックの作成にあたり、まずは社員の声に耳を傾け、問題点などの実態を把握すると良いでしょう。企業の改善点や実現可能な将来像を反映させることで、社員が納得でき実務でも活用できるカルチャーデックを作り上げることができるはずです。

メルマガ登録

オフィスづくりや働き方をテーマとした
お役立ち情報・セミナー情報をお届けします

無料!働き方お役立ち資料

移転・リニューアル、フリアド、ABWなど
チェックリストや事例をすぐにご活用いただけます

連載コラム

more

あなたの知らないオフィスの世界

more

働き方用語辞典一覧(全用語)

学べるコクヨのオウンドメディア

more

MANA-Biz

ビジネスパーソン向け情報サイト。「学び」の視点からビジネスシーンで役に立つスキルや知識をご紹介。

more

オフィスカイゼン委員会

オフィスカイゼン委員会オフィス環境を快適な状態に維持するため、日常的に問題を解決する仕組みづくりを行っています。

more

ヨコク研究所

未来社会のオルタナティブを研究・実践する、コクヨ株式会社のリサーチ&デザインラボです。

働き方・家具・オフィス空間の
最新情報をチェック!

オフィス空間や新しい働き方をご検討の方

オフィス空間や新しい働き方をご検討の方

お問い合わせ・相談したい方へ

オフィスも働き方も、
まずはご相談ください。

オフィスの移転って、何から始めればいい? 働き方改革って、具体的にどうすれば…? オフィスでのコミュニケーションを活性化させるには?

コクヨの空間づくりを見学したい方へ

コクヨが提案する働き方と
オフィス空間を見学する

新しいオフィスのイメージを膨らませたい 成功・失敗の経験を参考にしたい 新しい働き方を検討したい