働き方用語辞典 「ジャーナリング」

働き方用語辞典 「ジャーナリング」

ジャーナリング

自身の考えや感情を書き出し、心の安定を図るストレスケア方法のひとつ

「ジャーナリング」とは、頭の中にある感情や思考を書き出し、心を整理する行為を指します。手を止めずに、一定時間集中して書き続けることから、「書く瞑想」とも呼ばれます。頭の中に漠然と思い浮かぶことや心のモヤモヤ、イライラ、悩み、不安など、自分の本音をありのまま書くことが特徴です。また、書き方やルールはなく、紙やノート、スマホ、パソコンなどに、今感じていることを自由に書くのがポイントです。

言語化することで自分と向き合うことができるため、メンタルヘルスやマインドフルネスの手法のひとつとして、近年注目されています。
■ジャーナリングによる効果
・自分の軸を発見できる(自己理解が深まる)
本音を率直にアウトプットし、自分の内面に目を向けることで、頭がクリアになって自身の価値観を再認識することができる。

・自分を客観視できる
思考を書き出し可視化することで、自身を客観的に見ることができ、冷静な判断や問題解決がしやすくなる。

・ネガティブな感情を抑制できる
不安やイライラ、恐怖、心配などの否定的な感情を吐き出すことで、新たな気づきが得られ、感情のコントロールやリセットがしやすくなる。

・ストレスを軽減できる
複雑な思考を言葉にして自身と対話することで、気分がすっきりしストレスが和らぐ。

■日記とジャーナリングの違い
・日記
出来事や出来事に対する感情や思考を、後から読み返してもわかるように記録するもので、自分だけでなく、自分以外の他者も対象に書くことがある。

・ジャーナリング
内側の気持ちや思考を、心と頭を整理するために書くもので、自分の内面にのみ焦点を当てている。
近年、ジャーナリングは個人のメンタルケアだけでなく、ビジネスパーソンの生産性向上、リーダーシップ開発、キャリア開発の強力なツールとして、テック系のグローバル企業でも研修に取り入れられています。誤字脱字を気にしたり、内容をきれいにまとめたりする必要はありません。テーマや時間、文字数など、自身で続けやすい書き方を見つけ出し、習慣化することが大切です。誰でも簡単に始められるため、ゴールが見えない、悩みを打ち明ける人がいない、なかなか本音が言えないなど行き詰まった時は、気持ちを外に出して自身の心に寄り添うと、前向きな感情が生まれるはずです。

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