環境に配慮したオフィス家具とは?サステナビリティに関する認証・取り組みとおすすめチェアー5選

環境に配慮したオフィス家具とは?サステナビリティに関する認証・取り組みとおすすめチェアー5選

環境に配慮したオフィス家具を選ぶなら、再生材の活用やリサイクル設計、第三者認証の有無が判断の目安になります。SDGsへの関心が高まる今、家具選びにもサステナビリティの視点が求められるようになりました。

今回は、環境配慮型オフィス家具の特徴や認証の見方、コクヨが提供するチェアーの具体例まで詳しく解説します。

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環境に配慮したオフィス家具とは

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近年はSDGsへの関心が高まるなかで、環境負荷の低いオフィス家具の導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。

環境配慮型のオフィス家具には、主に次のような特徴があります。

・リデュースに配慮した設計:耐久性に優れ、メンテナンスにより長く使用できる設計
・リサイクルに配慮した設計:使用済み後に分解・分別しやすい構造
・再生材・有機資源の活用:廃材や古材を活用した再生材、バイオマスなどの有機資源を原料とした製品
・省エネ:開発・輸送においてエネルギー消費の低減に取り組んでいる設計 など

こうした要素を複合的に備えた家具を選ぶことが、オフィス全体の環境負荷を低減する第一歩となります。

コクヨの家具にある認証例

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コクヨの家具には、環境や安全性への取り組みを示す複数の認証・マークが付与されています。それぞれの認証が何を意味するのかを知ることで、オフィス家具選びの参考にしてみてください。

グリーンガード認証

グリーンガード認証とは、家具や建材などから放散されるVOC(揮発性有機化合物)について、安全基準への適合を証明する第三者認証制度です。

VOCは、接着剤や塗料などに含まれる化学物質で、室内の空気環境に影響を与える可能性があります。

グリーンガード認証では、こうした有害物質の放散量に具体的な基準値を設け、第三者認証機関による厳格な試験・審査を通じて基準への適合が確認された製品のみが登録されます。

グリーンマーク

グリーンマークとは、一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA)の会員企業の製品でグリーン購入法の適用対象となる製品に付与されるマークです。

グリーン購入法は、国や地方公共団体などの公的機関が、環境負荷の低い物品・サービスを優先的に調達することを定めた法律です。

需要側からの取り組みによって市場全体を環境配慮型へと転換し、持続可能な社会の構築を目指すことを目的としています。

SUTENAI CIRCLE

SUTENAI CIRCLE(ステナイサークル)は、循環型社会を実現するためのコンセプトで、「捨てない工夫」を取り入れた商品であることを示しています。

コクヨグループは、循環型社会への貢献を経営上の重要課題(マテリアリティ)のひとつに位置づけ、「捨てない社会」の実現をアウトカムとして掲げています。

SUTENAI CIRCLEは単なる認証にとどまらず、パートナーや顧客とともに資源循環の取り組みをつなぎあわせていくためのプラットフォームであり、誰もが参加できる合言葉としての役割も担っています。

サステナビリティに関する認証や取り組みに対応したコクヨのチェアー5選

SUTENAI CIRCLEやグリーンガード認証などに対応したコクヨのチェアーは、環境配慮と機能性を両立した製品を揃えています。ここでは、その一部をご紹介します。

FABRE(ファブレ)

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FABREは、ワークとライフのシームレスな空間を叶えるインテリア発想から生まれたタスクチェアーです。素材感あふれる柔らかなデザインながら、タスクチェアーとしての機能性もしっかり備えています。

環境配慮の面では、コクヨのノートなどを製造する際に生じる端材を活用したサステナブル張り地「カミカラ」を別製として選択が可能。紙糸(コクヨ損紙・マニラ麻)を20%使用しており、オフィス家具として求められる耐久性も確保しています。

さらに、吸放湿性や抗菌性、さらっとした肌触りなど、機能面でも優れています。また、和紙のようなかすれ、ムラ感のある上質な風合いに仕上げています。
機能面では、着座者の体重に合わせてロッキング強度を自動調節する機構を搭載しており、複数人が共有するオフィス環境でも手軽に使えます。

COODE(コーデ )

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COODEは、リビングライクなミーティングエリアやラウンジに自然と溶け込む多用途ラウンジチェアーです。

シンプルなスタンダード柄から意匠性の高い柄までバリエーションが豊富で、サステナブル張り地「カミカラ」を選択することも可能です。

座面は後方に沈みやすい工夫を施した「座クッション構造」を採用し、安定した着座姿勢と包み込み感を両立しています。

また、オプションのランバークッションをプラスすれば、より姿勢を保持しやすくなります。

picora livina(ピコラリビナ)

picora livina(ピコラリビナ)

picora livinaは、省スペース設計と座り心地を両立したコンパクトなオフィスチェアーです。

再生材を積極的に採用しており、廃棄魚網や使用済みクリヤーホルダーを原料とした再生樹脂を使用しています。

また、汚れやすい背や座のクッションは工具不要で交換できるロングライフ設計を採用。部品単位での交換が可能なため、チェアー全体を廃棄することなく長く使い続けられます。

背もたれと座面のサイズはしっかり確保しながら脚部を小型化したコンパクト設計で、省スペースのオフィスでも導入しやすい点も魅力です。

Liite(リーテ)

Liite(リーテ)

Liiteは、リビングライクなデザインとワーク機能を両立したカジュアルチェアーです。

サステナブル設計の面では、汚れやすい背クッションをスナップボタンで簡単に着脱・交換できるロングライフ仕様を採用。座クッションの素材には、家具や車、一般雑貨を製造する過程で発生するウレタンの端材を粉砕し、圧縮成形したリサイクル素材を使っています。

また、樹脂シェルの一部には、農業廃棄物であるパーム油の搾り房(非可食部)を再利用したバイオマスプラスチック(TEXa)を使用しており、廃棄される素材を活用することで石油資源の使用低減を目指しています。

さらに、前傾3度・後傾6℃のチルト機構と包み込み感のあるシェル形状で、長時間の作業も快適にサポートします。

hug knit(ハグニット)

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hug knitは、コクヨの家具ブランド「DAYS OFFICE」から登場したタスクチェアーです。

製品の廃棄時は少しでも多くの素材をリサイクルできるよう、単一素材に分解できる製品設計となっています。再生樹脂を積極的に採用しており、バージン資源の使用を削減することを目指しています。

背もたれには伸縮性のあるエラストマー素材を採用し、背骨のS字形状にフィットしつつ、腰部に厚みを持たせることでランバーサポート機能も担っています。座面はワンタッチで着脱でき、印象を変えたいときや汚れたときに工具不要で交換できるロングライフ設計です。

また、昇降レバーを座面の左右両方に設けるなど、利き手や身体の状態を問わず使いやすい設計にも配慮しています。

カラーバリエーションが豊富で、空間のテイストに合わせたコーディネートが可能です。

まとめ:環境に配慮したオフィス家具で、サステナブルなオフィスをつくろう

環境に配慮したオフィス家具を選ぶ際は、再生材の活用やリサイクル設計といった製品の特性とあわせて、グリーンガード認証やSUTENAI CIRCLEといった取り組みを参考にすることが重要です。

オフィスの家具選びをきっかけに、職場全体でサステナビリティへの意識を高めていきましょう。