「つなげるーぱ!アワード2025」
ノートはどこへ?
子どもたちが広げる循環の学び
「つなげるーぱ!アワード2025」をレポート!
ノートの水平リサイクルをテーマに、子どもたちが生み出した工夫やアイディア、行動の変化を紹介します。
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INDEX
ノートは、使い終えたあとどこへ行くのだろう
コクヨの環境学習プログラム「つなげるーぱ!」では、身近なノートをきっかけに、子どもたちが“資源の循環”を考え、行動につなげています。
2025年にスタートした「つなげるーぱ!アワード」。そこには、子どもたちならではの発想と工夫が数多く集まりました。授賞式の様子とともに、その取り組みをレポートします。
ノートの、その先へ
「つなげるーぱ!」は私たちの身近な製品である「ノート」を通じて、循環型社会の実現を目指す環境学習プログラムです。
使い終えたノートを資源として回収し、新しいノートの原料として再生させる「水平リサイクル」を核とした体験型の学を通じて子どもたちは、ノートをどう使い、どう手放すのかを考えながら、「捨てない社会」について理解を深めていきます。
2023年の開始以来、これまでに全国で315校、約9.3万人もの児童が参加してきました。
つなげるーぱ!の循環の仕組み
全国の学校へ。先生はコクヨ社員
3年目を迎えた2025年、「つなげるーぱ!」には新たな広がりが生まれました。
その一つが全国の学校へ出張授業に向かう“先生”の社内公募です。コクヨグループ9社、総勢71名もの社員が手を挙げました。
実際に授業を行った社員からは、「こどもたちからパワーをもらった!」「改めて、循環についても考えるきっかけになった」という声があり、先生を務める社員にとっても、子どもたちの視点に触れながら「循環」を改めて考える機会になりました。
アワード、はじまる。全国24校の「どうすれば?」
もう一つの新たな取り組みが、「つなげるーぱ!アワード」です。
子どもたちの主体的な取り組みをさらに盛り上げたい——そんな想いから生まれたこの制度は、特に大きな影響力のある取り組みや、ユニークな工夫をした子どもたちの頑張りを表彰する制度です。
初年度にもかかわらず全国から24校もの応募があり、子どもたちの主体的な熱意や試行錯誤が詰まったレポートが数多く寄せられました。
「どうすれば、もっとノートが集まるだろう?」「どうすれば、みんなに伝わるだろう?」問いの数だけユニークなアイディアが生まれていました。
「ノートを持ってきたくなるには、どうすればいい?」
グランプリに選ばれたのは、沖縄県の南城市立大里北小学校です。「ノートを持って来たくなるために何をすればいいか」という、子どもたちの等身大の視点をもって取り組んでくれました。
たとえば、ノートを持ってくると「宿題なし券」がもらえる仕組みや、3冊集めると「くじ引き」ができるアイディアなど、楽しみながら参加できる工夫が、数多く生まれました。
南城市立大里北小学校の取り組みの様子
南城市立大里北小学校で行われた表彰式の様子
南城市立大里北小学校で行われた表彰式
表彰状とトロフィー、文具セットが贈られた
児童たちに話を聞くと、「低学年から高学年までみんなに協力してもらえる案を出すのが大変だった」と語ってくれた一方で、「これまでは燃えるごみとして捨てていたけれど、折り紙やペットボトルも資源になるとわかった。これからはしっかりリサイクルボックスに入れていきたい」「紙はリサイクルできることがわかったので、くじ引きの景品も折り紙や、紙の漫画にした」と話してくれました。
知ることが、考えることにつながり、そして行動が変わっていく。その変化が、確かに生まれていました。
好奇心がつなぐ循環の輪
文具は子どもたちが初めて所有する消耗品かもしれません。
そんな身近な文具を通じて「資源として循環させる体験」をすることで、どうすれば周りの人に参加してもらえるのか、自分たちが社会の為にできることは何かを考える。
子どもたちの中に芽生えた問いが工夫となり、行動へとつながっていきます。そこには、大人が思いつかないような、柔らかく自由な発想がありました。
コクヨはこれからも、「つなげるーぱ!」を通じて、子どもたちの好奇心から生まれる気づきと行動を支えながら、「捨てない社会」の実現を目指していきます。
2026年の募集も、3月よりスタートしています。