コクヨ初のHR事業「TEAMUS」で最強のチームを目指す!
コクヨの挑戦「ヨコク」を描く社員たち。
今回は、チームの力を引き出す組織成長ソリューションを立ち上げたメンバーのヨコク「『働く』がもっと楽しくなる最強のチームを増やします!?」に込めた想いに迫ります。
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INDEX
Profile
酒井 希望(さかい・のぞむ)
グローバルワークプレイス事業本部 ビジネスディベロップメント本部 HRCAソリューション部
杉山 由希子(すぎやま・ゆきこ)
グローバルワークプレイス事業本部 ビジネスディベロップメント本部 HRCAソリューション部 マーケティンググループ
金田 恵(かねだ・めぐみ)
グローバルワークプレイス事業本部 ビジネスディベロップメント本部 HRCAソリューション部 ソリューショングループ
吉田 裕伴(よしだ・ゆうすけ)
グローバルワークプレイス事業本部 ビジネスディベロップメント本部 HRCAソリューション部 チームサクセスグループ
TEAMUS誕生の背景
―TEAMUS(チームアス)とは、どのようなプロダクトなのでしょうか?
酒井:部や課といったチームの力を引き出し、組織の成長を支援するソリューションです。「わかる→気づく→変わる」という3ステップを通じて、チームリーダーやメンバーが自分たちのチームを自らより良い状態に変えていくことを後押しします。
TEAMUSの開発・販促を担うHRCAソリューション部にて部長を務める酒井
―コクヨ初のHRソリューションとのことですが、開発の背景を教えてください。
酒井:きっかけは約3年前にさかのぼります。コロナ禍を経て、「働く」ということがさまざまな角度から見直されるようになりました。長年にわたり多くのお客様の「働く」をご支援してきたコクヨとして、この変化の中で、私たちに何ができるのか―――。その問いが、事業としての大きなテーマになったんです。
同じ頃、リモートワークが普及したにもかかわらず、オフィスへの投資が再び動き出していました。なぜ今オフィスなのか。お客様に理由や期待を伺うと、「仲間と集う価値を改めて感じた」「チームで共創する体験を育てたい」といった声が多く聞かれたんです。
そこで私たちは、「オフィス=場所」を整えるだけでなく、そこで生まれる“チームのあり方”そのものに向き合う必要があると考えました。チームという言葉はよく使われますが、実際には「誰が、どうやってチームに向き合っていくのか」が曖昧になりがちです。だからこそ、その問いに答える仕組みを提供することを、次の事業テーマに据えました。これが、HRソリューションとしてチームを起点に開発を進めた背景です。
TEAMUSのマーケティングを担当する杉山
杉山:私たち、コクヨも「自律協働社会」の実現を掲げ、仲間と働くことの価値を大切にしてきていると思います。長年、「働く」をオフィスという環境面から支えてきたからこそ、これからは人やチームの側面にも踏み込めるのではないか―――そんな実感が私たちの中にありました。
チームの伸びしろは、日常の中にある!
―世の中にはさまざまな組織づくり・HRサービスがありますが、TEAMUSならではの価値はどこにあるのでしょうか?
酒井:大きく2つあります。1つ目は「日常へのアプローチ」です。多くのHR施策は、研修やワークショップのように「非日常のイベント」として実施されますが、一度の研修で人の行動が変わることは多くありません。だからこそ、変化は「しつこく」「日常にちりばめて」続けていく必要があります。
ビジネスパーソンの日常は「働いている時間」そのものです。その場面やタイミングでチームの課題にアプローチできるのは、長年ワークプレイスをつくってきたコクヨならではの強みです。TEAMUSは、サーベイによってチームの実態を「わかる」ことから始まり、リーダーやメンバーへのコーチングや対話の場づくりを通じて「気づく」「変わる」まで伴走します。
もう1つは、私たち自身が「チームの価値」を心から信じていることです。チームだからこそ発揮できる力があると信じ、その力をサービスとして届けたいと考えるメンバーが集まっている点も、TEAMUSならではだと思います。
TEAMUSのセールスを担当する吉田
吉田:「チームをどう良くするか」を考えるのは、多くの場合リーダーだけです。TEAMUSでは、チームを良くするためにはチーム全員で取り組む必要があると考えています。そのため、サーベイを通して見えてきたチームの状態を、リーダーだけではなくメンバーも一緒に確認をして、今の強みや伸びしろ、どんなチームを作っていくのかを対話・思考・実行いただきます。とくに最近は管理職を望まない若手が多いという悩みを聞くことも多くあります。個人に閉じた業務だけではなく、「チーム」という単位で考えるキッカケを与えることで、働くことに対する視座を上げ、視野を広げることで、これまでにない働くことへの意識や楽しさを伝えることもできるのではと考えています。その変化こそが、TEAMUSが届けたい価値だと感じています。
共創の前提は価値観の共有から
TEAMUSの開発を担当する金田
金田:TEAMUSのソフトウェアは、外部パートナーと一緒に開発を進めました。
ただ、コクヨの社員同士であれば共有されている「コクヨらしさ」や「大事にしたいこと」は、社外の方には自然には伝わりません。単に機能の実装を依頼するだけでは、TEAMUSが目指す世界観には届かない。「このソリューションで世の中に良いチームを増やしたい」「本当にこれで良いチームがつくれるのか」という問いを開発チーム全員が持ちながら、開発に向き合いたいと考えていました。
そのため、事業の成り立ちや目指す世界観はもちろん、「今、自分は何を考えているのか」「お客様からこんな声が届いてうれしかった」といった日々のエピソードもこまめに共有してきました。そうした積み重ねを通じて、同じ目線で「良いものを一緒につくる」状態を目指しました。
メンバーが語る、良いチームの条件とは?
―ソリューションの立ち上げを通して、「良いチーム」への考え方は変わりましたか?
金田:良いチームの形は、チームごとに違うものだと思っています。そのうえで大事なのは、メンバー一人ひとりの中に「私たちはチームだ」という前提が根づいていること。この前提があれば、そのチームならではの「ユニークな良いチーム」が育っていく。私自身、転職をしてこのプロジェクトチームに参画してから、その思いはいっそう強くなりました。
吉田:私はもともと、人との関係性を大事にしていて、「それぞれが働く意義や目的、目標を持ち、それを繋げることで一人ではできない事を成していく」ことが良いチームだと考えていました。一方で、TEAMUSがお客様に提案しているのは、関係性だけでなく、チームにおける考え方や行動も含めて捉えることです。関係性だけに寄りすぎると、「仲が良いだけのチーム」になりがちですが、ビジネスには成果が求められます。成果にコミットし、そのために何をすべきかをチームで自ら考えて自走できるチームが本当の意味での強いチームなんだと、このプロジェクトを通して改めて実感しました。
酒井:私が大事だと思うポイントは3つです。1つ目は、メンバー全員が「チーム」を意識して見ていること。チームは目に見えにくい存在ですが、あえてそこに目を凝らそうとする姿勢です。2つ目は、チームの良さが固定されたものではなく、フェーズやメンバーの変化によって常に変わっていくこと。3つ目は、良いチームであればあるほど、「自分も成長しないと置いていかれる」というほどよい緊張感があること。その緊張感が、メンバー一人ひとりの成長を後押ししていると感じています。
「チームで働くっておもしろい!」を届けたい
―コーポレートメッセージ「好奇心を人生に」にちなみ、TEAMUSを通して、働く人のどんな好奇心を刺激したいですか?
杉山:「他者とどう働きたいか」という問いに向き合う人が、もっと増えてほしいと思っています。目の前のタスクだけでなく、一緒に働く相手に好奇心を持ち、他人と働く喜びを改めて考えてみる。TEAMUSがそのきっかけになればうれしいですね。会社で働くおもしろさは、本来いろいろな人がいることにあるはずですから。
金田:私はソフトウェア開発を通じて、チーム一丸となってゴールを目指す面白さに魅了され続けています。一人ひとりのふるまい一つで、チームは劇的に変わります。その醍醐味をTEAMUSで伝え、チームへの好奇心を持つ人を増やしたいです。
酒井:コロナ禍を経て、「働き方」はかなり民主化されました。場所や時間を、自分たちで選び取る時代になってきています。同じことを「チーム」にも起こしたいんです。チームを単なる「所属先」ではなく、自分の写し鏡として捉え直せると、働き方もキャリアもまったく違う景色で見えてくるはずです。やりがいやキャリアに悩む人にとっての一つの救いにもなるかもしれない。そんな未来を想像すると、私自身とてもワクワクしています!
TEAMUSがヨコクする未来
―最後に、皆さんのヨコク「『働く』がもっと楽しくなる最強のチームを増やします!?」を実現することで、どんな世界を目指したいですか?
酒井:目指しているのは、「働く一人ひとりがチームを育て、チームに育てられるような世界」です。スポーツの強豪校のように、選手や監督が卒業しても、そこには強いチームがあり、卒業生が素敵なチームをまたどこかにつくる。そんなムーブメントを発信できたら最高です。
杉山:そのためにも、まずは私たち自身が「日本一、最強のチーム」になりたいですね!自分たちがチームとして成長し続ける姿を示しながら、そこから良いチームの輪を日本中に広げていきたいです。