導入事例
東北労働金庫様
営業店業務の「紙文化」を変革。
本部集中化を加速させた、Re:MATCHの真価とは
(写真 東北労働金庫 経営管理部 若生 悠氏
本インタビューには、同部の寺崎 潤氏にもお話を伺いました。)
東北地方に根ざした金融機関として、地域の勤労者を支える東北労働金庫様。同金庫は長年の課題であった「営業店の事務負担の削減」と「紙書類の保管・検索問題」を解決するため、Re:MATCHの導入を決断されました。
当初は「本当に業務が変わるのか?」という半信半疑の思いもあったと言います。しかし導入から数年が経過した今、「紙がゼロに近い世界」が実現し、書類検索の手間が省け、監査もしやすくなるなど、業務効率が劇的に向上して大きな変化が起きています。
今回は、導入の背景から活用状況、組織に生まれた変化、そして今後の期待についてお話を伺いました。
Q. はじめに、Re:MATCHを導入するに至った背景をお聞かせください。
寺崎様:
昔から、営業店の経費関連業務や紙書類の処理が大きな負担になっていました。
最終的な目標としては経費業務をすべて本部に集中化したいという構想があり、段階的にそれを実現していきたいと考えていました。
2020年に本部でRe:MATCHの運用を開始し、次に2023年には営業店の書類保管もRe:MATCHに集約しました。
「最終的にすべての営業店を書類作業から解放する」というのが私たちのゴールでした。
Q. 経費関連業務の課題を解決するうえで、Re:MATCHを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
若生様:
当時紙書類の保管量が増え続けており、書類システムではコクヨの営業店文書管理システム「金文」を活用していたこともあり、コクヨのRe:MATCHを検討しました。
Re:MATCHは単なるスキャンシステムではなく、
「誰でも素早く探せる」「監査対応がオンラインで完結する」ということが導入前から具体的にイメージできました。
実際、使ってみると想像以上でした。
「営業店と本部が、同じ画面を見ながら電話できる」
これは導入前には全く想像していなかった価値でした。
Q. 実際に運用が始まってから、どのような変化が起きましたか?
寺崎様:
まずは、紙作業の削減です。
以前は、本部だけでも「3年経過するごとに30箱」を外部倉庫に送っていました。
営業店でも店舗ごとに箱詰め作業があり、
- 1〜2日かかる
- 2〜3名体制で作業
- 中身リストを作る厳密なルールが必要
と、非常に大きな負担でした。
それが、Re:MATCH導入後は
「箱詰め業務が概ね消滅」 しました。
さらに監査についても、内部監査・監査法人ともに
「Re:MATCHで閲覧すればよい」という運用が完全に定着。
書類を取り寄せる必要もなくなり、監査負荷は劇的に減りました。
Q. 運用を続ける中で、特に「導入してよかった」と感じたポイントはありますか?
若生様:
一番大きいのは、「営業店と本部のやり取りが驚くほどスムーズになった」ことです。
以前は紙の原本を探す手間が大きく、営業店も本部もストレスを抱えていました。
今はRe:MATCHを開いて「これですね」と同じ画面で確認できます。
導入前には考えてもいなかった価値で、「想像以上に便利だった」というのが率直な感想です。
Q. 現在の運用で、改善したい点やRe:MATCHへの要望はありますか?
寺崎様:
検索機能をさらに強化していただけると嬉しいです。
例として、
- 科目:給水光熱費
- 細目:ガス料金
というように階層を指定して検索したいのですが、現状は「細目」のキーワードで広範囲に出てきてしまいます。
物価高に伴い電気使用量の分析やデータ収集をする中で、より細かい検索ができると助かります。
Q. 最後に、Re:MATCHをどのような金融機関におすすめしたいですか?
寺崎様:
営業店の紙書類がまだ多く残っている金融機関には、強くおすすめします。
特に、
「本部集中型の運営」を目指す金融機関には最適な仕組み だと思います。
使い慣れた今となっては、
「他システムに戻す選択肢はほぼない」と言えるほど利便性を感じています。
まとめ
東北労働金庫様の取り組みは、単なるペーパーレスではなく、
営業店事務のあり方そのものを再設計する取り組み といえます。
- 紙保管ゼロ化
- 監査のオンライン化
- 営業店と本部の業務を“データ”でつなぐ
- 外部倉庫・箱詰め作業の完全撤廃
金融機関における業務効率化のモデルケースとして、他労金や地方銀行に広く展開できる強い事例となりました。

