社会

労働安全衛生

従業員が生き生きと働き、自らの能力を最大限に発揮できるよう、安全で快適な職場環境の整備に注力しています。
さらに、労働災害の未然防止に向けた安全対策や、従業員の心身の健康維持・増進施策を体系的に実施し、持続的に働きがいのある職場づくりを推進しています。

推進のための仕組み

安全衛生体制

コクヨグループは、安心・安全で快適な職場環境の整備や安全対策が、従業員一人ひとりが生き生きと働き、その能力を最大限に発揮するための重要な基盤であると考えています。この考えのもと、安全衛生のグループ統括機能である「コクヨグループ中央安全衛生委員会」が中心となり、各事業所の安全衛生委員会と連携しながら、従業員との活発な意見交換を通じて仕組みや体制の整備を進めています。そして、「労働災害ゼロ(ゼロ災)」の実現を目指して、日々の安全衛生活動に取り組んでいます。
また、労働基準法違反の防止に向けては、本社所在地の労働基準協会や雇用開発協会に幹事企業として参加し、監督官庁からの情報発信や指導事項を適時把握・対応しています。さらに、社内の専門部門による定期的な法令モニタリングを実施し、最新の法令遵守とリスク管理の徹底を図っています。そして、万一インシデントが発生した際には、速やかに経営層と情報を共有し、リスクを最小限に抑えるための対応がとれる体制を整えています。

安全衛生体制

ISO 45001認証取得状況

各国の安全衛生活動に関する法令に基づく従業員の安全に対する施策の組織的な取り組みに加え、グループ全体で労働災害が発生した際に情報をスピーディーに伝達・共有し、従業員の安全に対する施策に反映する労働安全衛生マネジメントシステムを構築・運営しています。
2025年5月時点で、コクヨグループのDongguan Lamex Furniture Co., Ltd.、コクヨカムリン Ltd.、コクヨワークプレイスインドLtd.が「ISO 45001」を取得しています。

取り組み

コクヨグループ建設業および工場「安全大会」

コクヨグループでは、毎年7月1日から7日までの「全国安全週間」※に合わせ、全国各地で安全意識の向上を目的とした「安全大会」を開催しています。2024年の安全大会では、過去1年間の労災事例の分析と類似災害防止に向けての注意喚起や、優れた安全活動の表彰など、各地で工夫を凝らしたプログラムが展開されました。締めくくりには全員で「ゼロ災コール」を唱和し、安全に対する意識を新たにしています。

  • 厚生労働省と中央労働災害防止協会の主唱により、「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的として実施するもの

【建設業】コクヨグループ建設業安全衛生大会

コクヨグループ建設業安全衛生推進委員会は「企業の成長を支える基盤は、従業員と仲間の安全と健康である」という考えのもと、全国7会場において、「コクヨグループ建設業安全衛生大会」を開催しています。第1部では2024年の災害事例共有に続いて優秀安全衛生推進者の表彰を行い、第2部では外部講師を招いての安全講話を行いました。最後に安全大会スローガンを全員で唱和し、これからの1年間の無災害を誓いました。

【工場】コクヨグループ国内工場での安全大会・安全パトロール

国内6工場では安全大会と安全パトロールを実施しました。2023年の労働災害データの共有、安全への取り組み方針の説明、テーマ研修、決意表明などが行われました。 安全を守る風土を未来につなげていくために、これからも拠点ごとに年に一度立ち止まって安全を考える場を設けてまいります。

コクヨグループ国内工場での安全大会・安全パトロール
コクヨグループ国内工場での安全大会・安全パトロール
コクヨグループ国内工場での安全大会・安全パトロール

【開発】ものづくり安全大会・安全パトロール

コクヨ商品の開発や品質検査などを行う大阪のワークショップと、品川X-stageを結んだハイブリッド形式で、ものづくり安全大会および安全パトロールを実施しました。
工場だけでなく、開発現場においても機械工具や多くの化学物質を扱うため、労働災害防止を従業員に改めて周知・確認する目的で開催しています。ハイブリッド開催の利点を活かし、在宅勤務者や東京品川の従業員も参加することで、大人数での開催を実現し、多くの従業員の安全意識を高めました。

2022年 2023年 2024年
正規
採用者
非正規
採用者
正規
採用者
非正規
採用者
正規
採用者
非正規
採用者
コクヨ 三重工場 124 233 129 222 144 194
コクヨ 芝山工場 129 164 140 167 144 172
コクヨ XT・WS 98 5 110 4 107 6
建設業安全大会 370 276 253 300 247 323
コクヨロジテム - - 86 121 97 141
コクヨ工業滋賀 147 33 145 33 145 25
コクヨMVP 172 65 163 50 159 48
石見紙工業 49 27 46 25 46 23
オリジン - - 109 3 107 7
スクロールできます

「拡大_中央安全衛生委員会」の開催

コクヨグループでは、製造や物流の現場でフォークリフトを運転する事業所の安全担当者を対象に、「拡大_中央安全衛生委員会」をコクヨ三重工場およびコクヨロジテム三重配送センターにて2024年11月に開催しました。当日は、フォークリフトの安全に関する専門知識を持つ外部講師をお招きし、各事業所の取り組みの共有や現場視察に加えて、リスクアセスメントの実施とその内容に対する具体的なフィードバックをいただきました。講師からは、現場の安全管理における重要な視点や、見落としやすいリスクへの気付きなど、日常業務では得がたい貴重な知見が提供され、参加者にとって大変有意義な機会となりました。これらの学びを通じて、今後の安全活動に役立つ多くのヒントや改善の糸口を見つけることができました。「拡大_中央安全衛生委員会」は、今後もテーマを柔軟に設定しながら、グループ全体の安全意識の向上と現場力のさらなる強化に取り組んでまいります。

工場社員向けマネジメント研修の実施

工場の社員の中長期的な育成の一環として、コクヨグループ中央安全衛生委員会とコクヨアカデミアの共同企画により、リーダー職を対象としたマネジメント研修、および将来のリーダー候補である若手層を対象に、コミュニケーションや課題解決をテーマとした2日間の集合研修を実施しました。自己開示と相互対話、課題解決に向けたワークを繰り返し行うことで、自身のリーダーシップ像を描いていく内容でした。今回は三重工場・芝山工場を対象としましたが、今後はほかのグループ生産工場への横展開を検討しています。