環境

環境経営/取り組み

環境教育

コクヨグループは、従業員の環境保全意識の向上、環境目標達成に必要な知識の習得、事故・緊急時の対応や管理手法などの習得を目的に、ISO推進事務局が実施する環境関連法説明会、内部監査員の養成・スキルアップ研修のほかに、各部門が独自の取り組みを行っています。2025年も「サステナブルアカデミア」という社内イベントを2024年に引き続き開催しました。プログラムの一つである「すてないまるしぇ」では、従業員が自宅で不要になったモノを持ち寄り、そのモノにまつわる想いを記したメッセージカードを通じて、次のユーザーに想いをつないでいくという体験を提供し、従業員のサステナビリティへの理解を深めました。

サステナブルアカデミア「すてないまるしぇ」(東京品川オフィス)
サステナブルアカデミア
「すてないまるしぇ」
(東京品川オフィス)
サステナブルアカデミア「THE CAMPUS グリーン探検!」(東京品川オフィス)
サステナブルアカデミア
「THE CAMPUS グリーン探検!」
(東京品川オフィス)
緊急事態(流出)の対応訓練(コクヨ 芝山工場)
緊急事態(※)への対応訓練
  • 危険物倉庫からの油漏れ
(コクヨ 芝山工場)

内部監査と第三者審査の結果

コクヨグループでは内部監査を、事業会社内で実施する第一者監査、およびISO推進事務局が主体となり実施する第二者監査の2段階で実施し、特に法令順守状況のチェックに注力しています。2025年は第一者監査を6月6日~8月25日、第二者監査を7月28日~9月5日に実施しました。また、第三者(ISO 14001)審査を12月1日~4日に実施しました。さらに、2024年の第三者審査で指摘された改善指摘事項(軽微な不適合)を受け、当該指摘を受けた販売会社4拠点にてISO推進事務局による臨時内部監査を5月19日~23日に実施しましたが、不適合は発見されず改善が進んでいることを確認しました。
内部監査では20件の指摘事項があり、そのうち1件は重大な不適合でした。これは物流会社の一事業所において、産業廃棄物処理を委託している収集・運搬会社と処分会社の対応関係を示す契約書が確認できず、廃棄物処理法に抵触する懸念があるとの指摘でした。ただし、本指摘事項については、内部監査時には確認できませんでしたが、その後適切に契約が締結されていることが判明しました。原因は、当該物流会社では産業廃棄物処理委託契約書を電子化し本社で一元管理していますが、一部の契約書についてデータベースへの反映が遅れていたため、内部監査時に確認できなかったことによるものでした。そのほか、指摘事項20件のうち、第一者監査での指摘は15件となっており、内部監査員の力量については一定の向上が図られているものの、廃棄物処理に関する指摘が散見されるため、引き続き廃棄物処理に関する教育の充実を図っていきます。
ISO 14001審査では18件のグッドポイントをいただいた一方で、1件の改善指摘事項(軽微な不適合)を受けました。法令では産業廃棄物保管場所に掲示板を設置し、保管する産業廃棄物の種類を表示することが求められていますが、東京の事業所においてプラスチック容器入りの廃乾電池が保管されていた場所の掲示板に、廃乾電池の記載がなかったことによるものです。本指摘に対しては、審査機関に「是正処置計画書」を提出し受理されています。当該事業所においては廃乾電池の置場を特定し、廃棄物保管場所の掲示板を修正して適正な状態となりました。ほかの事業所で同様の事象がないか確認するため、廃乾電池以外も含め保管廃棄物と掲示板の一致について全事業所でセルフチェックを実施しています。加えて、廃棄物処理法の環境教育やISO推進事務局による現地確認を実施する予定です。
なお、2025年のISO14001審査は定期審査でした。

ISO 14001審査の様子(コクヨマーケティング 神戸オフィス)
ISO 14001審査の様子
(コクヨマーケティング 神戸オフィス)
ISO 14001審査の様子(コクヨ 三重工場)
ISO 14001審査の様子
(コクヨ 三重工場)
ISO 14001審査の様子(コクヨロジテム 中部配送センター)
ISO 14001審査の様子
(コクヨロジテム 中部配送センター)
ISO 14001審査の様子(コクヨ 東京品川オフィス)
ISO 14001審査の様子
(コクヨ 東京品川オフィス)
ISO 14001審査の様子(コクヨMVP 青谷工場)
ISO 14001審査の様子
(コクヨMVP 青谷工場)
ISO 14001審査の様子(コクヨサプライロジスティクス 中部IDC)
ISO 14001審査の様子
(コクヨサプライロジスティクス 中部IDC)

環境パフォーマンスデータの第三者検証の概要

コクヨグループ28社の環境パフォーマンスデータ(環境負荷データおよびScope3)に関して、その正確性・透明性・一貫性・妥当性・完全性について独立した立場からの意見をいただくため、ビューローベリタスジャパンによる第三者検証を受けました。そのうち国内4カ所(コクヨ工業滋賀、オリジン 本社工場、コクヨロジテム 新千葉配送センター、コクヨマーケティング 福岡オフィス)においては、データ計測・管理方法に関する現場審査が実施されました。検証の結果、「評価できる点」として6件、「改善の機会」16件、「修正要求」52件、「明確化要求」57件の指摘を受けました。修正要求および明確化要求については検証期間中に対応を完了しました。検証では、各サイトにおいて根拠となる元資料が適切に保管・把握されデータの透明性が確保されている点や、システムのアラーム機能を活用して拠点へのヒアリングを積極的に実施している点が評価を受けた一方、データの一部において転記誤りや算入漏れの指摘を受けました。また、データの収集・集計手順のマニュアル化や、入力誤りを防ぐためのダブルチェック体制の構築といった管理体制面での改善も求められました。指摘事項を踏まえ、今後ともサプライチェーン全体を含めた情報開示の充実と精度向上、ならびにデータ算定プロセスの体制強化に取り組んでいきます。

環境パフォーマンスデータ第三者検証の様子(コクヨロジテム 新千葉配送センター)
環境パフォーマンスデータ
第三者検証の様子
(コクヨロジテム 新千葉配送センター)
環境パフォーマンスデータ第三者検証の様子(コクヨ工業滋賀)
環境パフォーマンスデータ
第三者検証の様子
(コクヨ工業滋賀)
環境パフォーマンスデータ第三者検証の様子(オリジン 本社工場)
環境パフォーマンスデータ
第三者検証の様子
(オリジン 本社工場)